
絹とはAbout Silk
絹の単位
重さ |
匁(もんめ)
|
---|---|
発注の単位 |
疋(ひき) 幅 約1m × 長さ 46m
紺野機業場では切り売りは致しませんので、予めご了承ください。 |
重さ(厚さ)により商品になる
蚕が吐き出す糸は、それはそれは細いモノで1本では織ることができないほどの細さです。なので数本の糸を寄り合わせて、1本の糸にしていきます。
絹織物はその糸の太さによって商品が変わるのです。
紺野機業場の羽二重
ヨコ糸を濡らしてから織る「濡れよこ」の技法を用いて髪の毛よりも細い糸を広幅で織ります。この技術で織られたものを川俣シルクの名で知られる軽目羽二重とし、紺野機業場では、この技法を唯一継承しております。
丁寧に織られた生地は、縦糸横糸が均等に美しくなるように(以下の写真)
のように一目瞭然で、これは世界でも類を見ない、大変難しい技術です。だからこそこれからも大切に受け継ぎ残していかなければならない技術であると思っています。
精練
織りたての絹は、思ったよりもハリがあり、光沢も無い代わりに、品の良い自然の風合いを持っています。
その生地から一般的な絹と言われるテロッとして光沢のある、絹独特の手触りを生み出すために精練と言う工程がひとつ加わります。
紺野機業場の商品はあり、なしの2種類で展開しております。